アトピー、喘息のお子さんに

やさしい家とは。



現在日本では4600万人もの人が、何かしらのアレルギー症状を抱えているといわれています。日本人の約30%がアトピー素因を持っているといわれます。アトピーは遺伝的要因の強いアレルギー性の過敏症で、それが皮膚に出ればアトピー性皮膚炎に、鼻粘膜であれば鼻炎・花粉症に、気管支であれば喘息になるといわれています。


アトピーの原因は様々で、元々のアレルギー体質に、食生活の乱れや、ストレス、睡眠不足、環境、化学物質など複数の原因となる要素が積み重なって発症するといわれています。

食生活や生活習慣、身に着ける衣類などを見直すことは、すぐに取り組みやすい対策なので、すでに気を付けていらっしゃる方も多いかもしれません。しかし、住環境も大切な要素なのでぜひ知って頂きたいと思います。

一日の大半を過ごす家の空気環境は、住む人の体に大きな影響を与えます。敏感な方はすぐにわかるかもしれませんが、空気は目に見えないので意外と気づきにくく、重要視されにくい部分でもあります。


一般的に建材として使われる合板やビニールクロスには、有害な化学物質を含む接着剤が使われていることがあります。「新築のにおい」といわれる少しツンとしたニオイは化学物質によるものです。

また、「自然素材」という言葉はよく耳にするかもしれませんが言葉の定義はとても曖昧で、ただの自然素材風のものや、せっかくの無垢材に塗料を塗ったものも「自然素材」として存在しています。本物といえる自然素材を使ったとしても、家の一部だけ使えばいいというものでもありません。


化学物質に囲まれた住まいで暮らしていると、敏感な人は特にアトピーや喘息などの症状を発症、悪化してしまうなど、影響が出ることも多いようです。そうでない人も、頭痛や倦怠感、息苦しさなど一般的に不定愁訴と呼ばれるような不調を、知らず知らずのうちに引き起こしてしまう場合があります。(シックハウス症候群と言い、新築やリフォームしたての家に住む人に多いが、まさか家のせいだとは気づかないことが多い。これについてはまた別のコラムでします)


人が一日に呼吸する空気の量は約15㎏だといわれています。そんなにたくさんの空気を体の中に取り入れるのだから、「空気」はとても大切です。また、食べ物や飲み物は選んで体に取り込むことができますが、「空気」はそんなことはできません。今ここにある空気を吸わなければ生きていけませんよね。


ではアトピーや喘息の発症や、悪化をさせないためにできることは何でしょうか。

それは、家も「素材選び」にこだわること。旬の食べ物や、天然素材の衣服、香料や有害な成分の入っていない洗剤を選ぶのと同じように、家も素材選びがとても大切です。本当に安心できる自然素材を見極めて、その建材で家を建てることがアトピーを発症させない、悪化させない住まいづくりにおいて大切です。


デザインや間取り、機能性ももちろん大切ですが、本当に安心して暮らせる家をぜひ見つけてくださいね。



空気がうまい家®に住んでアトピーや喘息が改善されたお客様のリアルな体験集【アレルギ―改善体験集】電子書籍をプレゼント!

お申込みはこちらから



あさひの使用するこだわりの自然素材

音響熟成®木材

幻の漆喰®


〉からだに優しい家づくりのコラム一覧に戻る